光学薄膜技術

光ファイバ端面に、反射防止膜(AR:Anti-Reflection)や高反射膜(HR:High-Reflection)を作製することができます。
反射防止膜は、光ファイバの入出射端面におけるフレネル反射を抑制します。そのため、高効率な光伝送を実現できます。また、光ファイバ端面からの返り光低減により、レーザ本体を光損傷から保護します。
高反射膜の用途例としては、レーザの増幅特性向上を目的としたファイバレーザ用光ファイバの出射端面へのコーティングがあります。
特長
- 高出力レーザに耐える薄膜作製が可能です。
- 当社所有の成膜装置により、当社製 レーザガイド®、バンドルファイバ / ライトガイド の製造工程内に薄膜作製を組込み、製品一体として品質保証を行っています。
- ご希望の波長対応も可能です。(別途ご相談ください)
用途例
各種レーザ伝送、各種光源からの光伝送、ファイバレーザ
特性(代表例) 他カスタム対応も可能です
波長1060nm(YAGレーザ)対応反射防止膜

波長400~700nm(可視光領域)対応反射防止膜

波長405nm(青紫半導体レーザ)対応反射防止膜

高反射膜(一例)

適用製品例
レーザ伝送用光ファイバ(レーザガイド® )
バンドルファイバ / ライトガイド
詳細はお問い合わせください。
*レーザガイドは、MFオプテックス株式会社の登録商標です。